今、話題の『悪人』を観ました。
こちらは、朝日新聞夕刊に連載され、毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一氏の話題作を映画化。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を描いたもの。
この映画により先日、深津さんがモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を受賞。納得・・
映画を観た後、すぐ文庫を購入して3日間で上下巻を読み終え、ほんとう映画がうまくできていると改めて実感。そのまま、本当に適役なのです。
深津さん、妻夫木くん、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明・・・
あまりに適役な為、岡田くんの表情とか腹立たしくて感情移入できる。漢方の売人も。文庫を買う意味なかったんでは・・と思うほどにリアルでした。
内容としては、現代にある日常の暗さが出てた。携帯とか孤独とか悪とか善や体裁やお金など。ひとつの殺人事件が成り立つまでに、複数の悪が連鎖してて、ある意味すべてが悪人な気もするけど、人間て誰もがこういう環境と隣り合わせで生きてるようにも感じます。
娘を殺された父親の言葉が一番印象的だったな。
「あんた、大切な人はおるね?
その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなってくるような人たい」

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