近道 どんぐりの道 トトロより日本人に会いたい
急に動いた橋
Osborne Houseほんの一部
やるせない休日。おちこみ、いらいらし、自分が自分にたすけてほしい、むなしいサイクル。そんな気分に合わせて、雨と風がすごくてRed Hot Chili Peppersがかかっててここはイギリスの素朴な島で、海が荒れて、むずむずくるしくて
む・・場面としては悪くないな、なかなかおしゃれなシチュエーションでは・・こうして、結局はくだらないことを考えてしまう。なんてださい私。東京にいるときは、なんとなく孤独に飢えていて、ほうっておいてちょうだいなんて思っていて、だからこそ今ここにいるのだけど、今まさにほうっておかれていてさみしい。
ほんもののホームアローン。
しかし、誰かにかまってほしくて海を見ながら世界の遠さに嘆きつつ、PCをあけたら即刻に友達と繋がって話ができた、今度は世界の小ささにおどろく。時差のおかげで人を眠くさせて申し訳ないけど、本当に助けられたよ。今の便利な世の中でさえこんなにもきりきりするのに、マルコポーロやコロンブスは本当にすごい。勇気があるなぁ。
第六感も働かなければ、さして想像力もない私。ここで何かを発見するたび人と分かち合いたくなる。けれど「あそびに行くね」て言ったら本当に来てしまいそうな友達ばかりなので、その時までいろいろ大事にとっておくね。
優しいひとばかりでもなければ、甘い話ばかりでもなく、他力本願でも生きていける気がしてたけど、今は自分が止まると本当に時間だけが擦り減る。なんてシンプル。
これは出る杭打たれる痛さ、成長痛か何か そう思いたい
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気分転換に今日はふらふら町まで歩く、天気も最高。何回おなじ道を歩いても、この島はかわいらしくて仕方ない。何度も夕焼けに感動する。心くじけては、島のチャーミングさに励まされる。谷川俊太郎の「だいすきだよ ゆうやけ」という詩の一部が毎日あたまを過る。
ここでの物の価値がまだよくわからないけど、シュワルツコフのシャンプーが£1(約130円)で買えたよ。そして‘500日のサマー’と‘INTO THE WILD’のDVDが各£3(約390円)。決して物価が安い国ではない中こういったものはじめ、お酒やお菓子は特に安い気がする。つまり、私のすきなもの、どうりで居心地がいいわけ。
薬局で日用品を買ってふらふら歩いてたら図書館を発見、近道も発見、テニスコートのある大きな公園も発見。さらにひたすら歩き続けて港に出て座ってたら、なんとその場所ごと動き出して向こう岸に渡った・・!トムソーヤ、どうやらFLOATING BRIDGEなるもので、向こう岸の町とこうして行き来している様。ただのビニール袋ぶらさげてる割に遠くまで来てしまってあわあわしたが、そこに「オズボーンハウス」の看板を発見し、さらに進むことを決心。
オスボーンハウス
ヴィクトリア女王が愛したことでとても有名な、かつてのイギリス王室の離宮なのです。歩きすぎて足がもつれにもつれ、操り人形みたく坂を上って到着。ものすーごい広くて、きれいなガーデンで、さらにビニール袋の自分が迷い込んだおばさんに思えて、ここは閉園間際にいそいで見るには惜しすぎると考え即刻退散。次回ゆっくりまわろう。
気づいたら5時間くらい歩いてた。
その後クリニックに行く。仕事の健康診断で背丈を測ったのだが、あの小さいころ柱にマークしたような測り方で、案の定159㎝で記録。いつも154cm・・
細かいことは気にしないところも、やっぱりいい。
毎週金曜日、老人ホームのLUNCHはFish&Chips
余生を楽しむスタイルがとても気に入っている