2011年9月20日火曜日

‘Goodnight Tonight’

 
Paul Mc Cartney´s Band on the Run

はじめての給料(おこづかい?)は感動して使えないと思ったが、即行おかし買った・・

職場のラウンジ

The most terrible poverty is loneliness and the feeling of being unloved.- Mother Teresa -
『最もひどい貧困とは、孤独感と愛されていないと感じることです。』

ここのところ、まいりにまいっていた私ですが、皆々さまのおかげでポジティブマインドを取り戻しつつ。本当に全てのおかげ。いつもの友人や、懐かしい友だちや、直接お会いしたことのない方までも、もう本当に誠実な言葉をかけて頂いてものすごく感謝!とてつもなく助けられた。みなさまの親切に何かしらの形で還元したいと思う今日この頃です。


さて、日々の話。現在私は老人福祉施設でケアワーカーとして勤労中。isle of wight-この島の魅力もさることながら、施設の部屋から見える景色もまるで絵葉書の様に美しい。

庭にりんごの木がたわわ、ダイニングやリビングやどこからも穏やかな海と切ない夕焼け。広々としたお部屋に薄くて大きいテレビに悠々とした窓。30数部屋の規模でひとつひとつの家具やデザインが凝っている。鏡の形だったり、棚やタンス、カーテン、ベットカバー、ソファ、クッション、ドア、わざわざ部屋ごとにこれらのデザインや柄が違っていて細かいところまでかわいらしい。もはや使い勝手以上にローラアシュレイな世界。

そして、おじいちゃんばあちゃんの小粋さには頭が下がる。みなさま高齢で外出することはほぼないのだけど、毎日スマートによそ行きの洋服を着て髪の毛もきちんと整えて、ブローチやアクセサリーもかわいく、ネイルもきれいにしてお部屋からでてくる。「くし」と「ハンカチ」は必需品。香りも大事。ほとんどの方が歩行やお風呂、お手洗い、食事と生活全般において手助けが必要な中、こだわりを持ち続けることはすてきなのです。紳士淑女には見習うべきところがたくさん。

イギリスは紛れもなく階級社会と言われており、階級を判断するひとつの材料として「服装」はとても重要な意味を占めるとされる。私はイギリスの何も知らずにまず来てしまったので、追いかけで色々学んでいるのだが、こちらの階級社会事情は調べれば調べるほど奥深い。

∞アッパークラス(上流)---皇室や貴族レベル。お金持ちの遥か上をいく階級。先祖代々の社会的地位や土地があり、資産管理が彼らの仕事。

∞ミドルクラス(中流)
・アッパーミドルクラス(中流・上)--いわゆる、お金持ち
・ミドルミドルクラス(中流・中)--お金を意識せず生活できる
・ローワーミドルクラス(中流・下)--お金を意識して生活

∞ワーキングクラス(労働階級)--肉体労働、低賃金

このように階級がわかれており、階級間の個人的な交流はほぼない。それはそのはずで、まず読む新聞が異なる、住む場所も違えば(住むエリアで水道代も異なる)使用するスーパーマーケットも違い、すなわち子供たちを通わせる学校も教育も、行く末の進学先、就職先も違ってくる。英語に関しても、なまりやアクセント時には単語も階級によって異なるというから驚く。

相手に直接階級を尋ねることはなくとも、身なりや持ち物、使う英語で相手の階級を判断する。また階級間の移動は絶対的に不可能ではないが、もともとの階級はやはり一生付きまとう。有名なところだと、サッカーのベッカム選手がワーキングクラス出身で、彼の英語はまさにそのクラスと判断できるものだとか。さらに彼は今セレブリティーなわけだが、それでも国民の意識は階級の繰上げというよりかは「ワーキングクラスからの成功者」。ビートルズも同じく。スポーツも階級によってわりとはっきり区別されている(観るのもするのも)アッパークラスは乗馬・ヨット・ハンティング・ポロ等、ミドルクラスはテニス・ゴルフ・クリケット・ラグビー等、ワーキングクラスはサッカー。名門の学校にはサッカー部が存在していないこともめずらしくない。何も知らない私から見たイギリスのサッカーは華やかなイメージがあったけれど、国民は受け止め方が違うのだなぁ。同じヨーロッパ圏でもイタリアのサッカーは貴族が観に来ると言うし。

思い返してみれば階級社会を感じる場面は諸々ある。例えば、ドライバーにスーパーマーケットを尋ねたとき「あそこが一番安くていいよ」と教えてもらって、それを貴婦人に伝えたところ「そこはだめ。品もよくないし、あなたはあそこのスーパーを使いなさい」と言われた。後から調べると、クラスでいう一番下のスーパーと一番上のスーパーなわけね。そしてイギリスでは、ふだん使用しているスーパーに例え品物がなくても、格上のスーパーに行くことはあっても、下にはほぼ行かないとか。意識をして観察すると、確かに身なりや話し方が本当に違う。見てわかる。

どこの国でも貧富の差はあるけれど、先進国でこれだけはっきりと階級があるのはもはや文化の一部なんだろうか。何世紀にも渡り、人種差別だとかカースト制度だとか奴隷制度だとか、人間同士はずっと戦っているのね。

こういった背景から見ると、こちらの施設のおじいちゃんばあちゃんは裕福と思われる。前職もしかり、お見舞いに来る親族の身なりもきちん。そしていくつ年を重ねても恋や愛を楽しんでいるイギリスのおじいちゃんばあちゃんたちであるが、やっぱり、やっぱり(前)お医者さまだとか社会的地位のある職業に就いてたじいちゃんてもてるの・・女とは・・。そして、ロンドン出身のヒューグラントはオックスフォード卒業のものすごくエリートだそうな。彼の英語もまたその階級らしく品のあるものだとか。もともとすきだけど、益々すきになる私もまた女なのです・・ 
かっこいい・・                                       

2011年9月6日火曜日

The law of the jungle

日本!かつて石原裕次郎もこの島に滞在し、ヨットレースに参加

レースの合図で大砲爆音、散歩中の犬そっくり返る

かわいくておいしいがそこら中に


知っている人、知らない人 たまに人のブログをのぞくと、かわいいしおもしろくて、会った事もないのに頭がよくて感心してしまう。内容以上の、ユーモアの才能に。

こうしてケーブル上でどうこう言うこと自体が自己本位なことなので、私も決して人の為に書いているわけではないけど、それでも自然と人の為になっているひとが素晴らしい。そういう人は実生活でもとても周りを助けている気がします。


今実際、私自身が言葉の壁に四苦八苦している中で、相手の話している内容はぼんやりーだったとしても「この人の話、なんて下品」とか、「あくどいこと言うなぁ」とか、そういうことはよく判る。ロンドンでほんの少しだけ通った語学学校でも、英語以外の言葉(彼らの母国語)を使って、その場にいる人によからぬことを言っている人たちもいたが、とてもよくわかった。

例えば、不躾にお金の話ばかりに執着する人だったり、下世話な質問ばかりしたり、一瞬「私が外国人だから何もわからいとでも・・」と思ったが、違うの。外国人に無礼な人は本国でも無礼者、そうなはず・・もやや・・としてたら他の英国淑女が後から‘大丈夫?とっても行儀が悪い人ね’と言って下さり、なんだかほっとした。
おそらく日本で同じ状況に合えば、だまれーと一掃できるものを、今はいちいち英語を真剣に聞いてしまうので、真剣な顔して聞き取った言葉が非常に不快なものだったりすると、相手にもだけど自分にも腹立ちます。 

しかし、もやしではない私。
部屋に帰ってから「大人の 話すことでは ありませんね」とか「うさんくさい それは あなたの勝手・・」とか、戦う英文を作成して(使うことはない)ふー勉強になった、と無理に消化。


どこかで、第二外国語を学ぶことについて、‘自分が使用している母国語のレベル以上にはならない’という様なことが書かれていたけど、本当ね。人に語るほど、きれいな言葉遣いしてた訳ではないからあれですが、流暢ではなくても、ないからこそ、丁寧に話したいと思う今日このごろです。
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働き始めて約1ヵ月。

もう、本当に、何度もくじける。ほぼ毎日、よし今日から生まれ変わろうと思っている。輪廻転生。来る前は1年,2年てあっという間ねーと思っていて、いや今もそれはそうだけど、この1ヵ月は果て無き1ヵ月に感じたよ。

ノートの端っこにうすーい字でタスケテて何度も書いたし、独り言も多いし、わけのわからない夢も見て、目に見える景色の色がいつもとは違うようで 本当に自分は危険な域にきてしまったと思うほど追い詰められました。

しかし、私がこんなにも、うぐぐがが・・てなっているにもかかわらず、姉からは‘おもしろ動画ちょっとみて’と添付メールが届き、母からは‘ボーリングはじめました’みたいのがきた。のんきすぎる家族に確かに癒されたが、同時に、ススーと冷静になり、自分の身は自分で守るしかないと悟る。姉は私の境遇を「それでも隣の芝生は青く見えるよ、うらやましい」て言ってたけど、本当そんなものなのかもしれないねえ。

 
どんなに苦しくても、今が大事なのはわかる。

つい数ヶ月前までNew Zealandで生活をしていた寺ちゃんからのメッセージはとても心強い。

- 誰もしらない場所で一人で生活をはじめることそれだけでもとってもbraveなこと。。だから自信をもって!
きっと1年後くらいに今という時間がとても愛おしくなるよ。 keep open mind!! big hugs&kisses -

なんてやさしい!なんて励まされる、すてき。

自ら、できるだけ甘えられない環境に身をおくことを選んだけど、友達がいないのはこんなにも切ないとしみじみ感じる。そしてお金使わないな・・とも
わざわざ友達は大切なんて、言うことが野暮だと思っていたが、言いたいくらい助けられてる。

毎日、自分のテンションを落とさないことに必死。
紙に目標とかあれこれ書いたり、さなぎ風に24時間昏々と眠ってみたり、映画をひたすらみたり、無理に明るい音楽かけて変な踊りしたり、海沿いをおしゃれにランニングとか、ばか食いとか。

ここに一人でも、気楽に笑い合える友人がいたら、すべて解決しそうな気がする。


そんなことを考えながら、図書館で借りた本の文章を参考に、文をつくる。

Have there ever been girls that have supplied me with more interesting materials than Ayano and Kita-chan.
- あやのと北ちゃん以上にわくわくねたを持ってくる娘がかつていただろうか -


原文はThe Rolling Stonesがいかに功績を残しているか書いている立派なものなのに・・まぁ、私はこうしてふざけつつ勉強しつつ生きてます。


イギリスの情報を何もお届けできてない。


- BBC Life- 
これクオリティーすごすぎて目が離せなかった チーターに食べられてるダチョウが自分と重なって少しなけた・・ 
少し長いけどぜひ!すごいよー


the law of the jungle 弱肉強食、英語で「ジャングルの掟」なんだねえ